住友ゴム、アポロ南ア社の買収完了…アフリカ全土でのダンロップブランドの使用権確保

自動車 ビジネス 海外マーケット
ENASAVE EC300(参考画像)
  • ENASAVE EC300(参考画像)

住友ゴム工業は12月2日、Apollo Tyres South Africa社(アポロ南ア社)を親会社であるインド・Apollo Tyres社(アポロ社)から買収する取引を完了したと発表した。買収金額は、6000万米ドル(約60億円)。

住友ゴム工業は、今回の買収により、ダンロップブランドタイヤ(アフリカ30か国+インド洋2か国)の販売権・製造権、アポロ南ア社の販売網および本社・販売スタッフおよびレディスミス工場を獲得する。

同社は今回の買収でアフリカ全土でのダンロップブランドの使用権を確保し、南アに製造拠点を持つことにより、アフリカ地域におけるタイヤ販売事業を拡大、グローバル展開を加速させていく。

今後、レディスミス工場を同社の南ア製造拠点として運営し、2016年には乗用車用、ライトトラック用タイヤを合わせて1万2000本/日の生産能力とする予定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集