ダンロップタイヤは、低燃費タイヤ「エナセーブ」の新商品「エナセーブ EC203」を都内で発表した。
独自の新材料開発技術である「4D NANO DESIGN」による「新マルチ変性 SBR」を始めとした各種低燃費技術を採用したことで不要な発熱を抑制、先代の「EC202」と比べて転がり抵抗を12%低減した。
また、シリカの分散性を高めたゴムを使用することで、耐摩耗性も向上。ロングライフにも貢献する。
登壇した常務執行員タイヤ技術本部長の西実氏は、「もはや低燃費はタイヤにとって特別な性能ではなく、当たり前の性能であると考えております。エナセーブは、多くのお客様が要望される”ロングライフ”という新たな環境性能を加え、進化してまいります」と述べた。
また、ダンロップのCMや広告を数多く制作し、エナセーブEC203のCM制作にも携わったクリエイティブディレクターの箭内道彦(やないみちひこ)氏によるトークセッションが開かれ、「ダンロップの方々の商品に込めた想いやお客様に伝えたいメッセージをたくさんの人にきちんと、しっかりと届けることが僕の使命だと思っていますので、しっかりと新しいものをつくっていきたいと思います」と、CM制作への想いを語った。
エナセーブEC203のサイズラインナップは13~18インチまで60種類用意され、発売は来年2月を予定している。