クライスラー日本は11月29日、ジープ『グランドチェロキー』などの動力伝達装置 (制御ユニット)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ジープ『グランドチェロキー』『コマンダー』の2車種で、2005年4月27日~2010年2月3日に輸入された2170台。
副変速機の制御ユニットの制御プログラムが不適切なため、副変速機の内部構成部品が故障した場合に発せられることがある誤信号を駐車中に当該制御ユニットが受けると、意図しないシフトチェンジが行われるおそれがある。最悪の場合、ニュートラル・ポジションへシフトされ、車両が動き衝突に至るおそれがある。
全車両、副変速機の制御ユニットの制御プログラムを書き換える。
不具合発生および事故は起きておらず、本国からの情報により発見した。