川崎重工、JAXAの実験用にBK117C-2型ヘリコプターを納入

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川崎重工、JAXAに川崎式BK117C-2型ヘリコプターを納入
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川崎重工業は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」1機を納入した。川崎重工のC-2型ヘリコプターとしては29機目の納入で、JAXAは実験用ヘリコプターとして運用する。

川崎式BK117ヘリコプターは、川崎重工と欧州のヘリコプターメーカーECD(ユーロコプタードイツ)が共同開発したヘリコプターで、資機材の搬出入が容易なことや、広いキャビンスペース、コンパクトなボディーと機動性の高さなどが評価され、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリなどで運用されている。

BK117は、国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来、川崎重工の納入分(11月27日現在)で162機、ECD納入分を合わせると全世界で約1000機以上納入実績のあるベストセラー機。

川崎重工は今後も、日本でのヘリコプターメーカーのリーディングカンパニーとして、研究開発、機体製造を継続し、日本の航空機製造の発展に寄与していくとしている。

《レスポンス編集部》

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