富士急、線内3駅で「電車まつり」実施…11月30日

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富士急は11月30日に「富士急電車まつり2013」を実施する。写真は河口湖駅で実施される車両撮影会のイメージ。
  • 富士急は11月30日に「富士急電車まつり2013」を実施する。写真は河口湖駅で実施される車両撮影会のイメージ。
  • 洗車機を使った車両洗浄の様子。「電車まつり」では電車に乗って洗浄機を通過する体験イベントも行われる。
  • 富士山駅で行われる修理工場見学のイメージ。
  • 下吉田駅で展示保存されているスハネフ14 20。「電車まつり」では作業車のけん引によって動かす乗車体験会が行われる。
  • JR東日本の「パノラマエクスプレスアルプス」として運用されていた頃の富士急2000形(2000年8月撮影)。6両のうち2014年2月に引退する3両をJR時代の塗装に復元し、「電車まつり」が開催される11月30日から運転を開始する。

富士急行は11月30日、富士急行線内の河口湖・富士山・下吉田3駅を会場とする鉄道イベント「富士急電車まつり2013」を実施する。今回は体験型イベントを増やすほか、『フジサン特急』として運転されている2000形をJR時代の塗装に復元して運転する。

河口湖駅(山梨県富士河口湖町)では、車両撮影会のほか「運転士&車掌のお仕事体験」「電車を洗う『洗車機』通過体験」などの体験イベント、グッズの販売などが行われる。富士山駅(富士吉田市)では電車修理工場の見学のほか、「列車ダイヤ作成体験」などが新たに行われる。

国鉄~JRの14系寝台客車(スハネフ14 20)が展示保存されている下吉田駅(富士吉田市)では、作業車がスハネフ14 20をけん引して動かす「ブルートレインが走る!体験乗車会」を実施。線路や電気設備の保守作業の体験、信号関係の訓練室の見学も行われる。

『フジサン特急』の2000形は、3両編成2本のうち1本(2002号編成)が、JRの「パノラマエクスプレスアルプス」として使用されていた当時の塗装に復元され、「電車まつり」が開催される11月30日から運転を開始する。各会場を結ぶ臨時列車「電車まつりシャトル」も「パノラマエクスプレス」色の2002号編成で運転される予定だ。運転時刻は河口湖10時20分~富士山10時29分~下吉田10時33分、下吉田11時10分~富士山11時16分~河口湖11時21分。

イベントの参加に際しては、乗車券か入場券(大人160円・子供80円)が必要。当日は河口湖~下吉田間が1日乗り降り自由のフリー切符「富士急電車まつり周遊きっぷ」(大人500円・子供250円)も河口湖・富士急ハイランド・富士山・下吉田各駅で発売される。

《草町義和》

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