国土交通省、国内でクルーズを振興するため規制緩和…イベントも開催

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飛鳥 II
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国土交通省は、「海洋基本計画」や「観光立国実現に向けたアクションプログラム」などを推進するため、新たにクルーズ振興イベントなどを実施すると発表した。

海事局では、国内外の関係者と連携してクルーズ振興イベントの実施を進める。具体的には「日韓クルーズ・定期旅客船活性化フォーラム(仮称)」の1回目を12月17日、福岡市で開催することを検討する。

さらに「クルーズ・シンポジウムin沖縄」も開催。近隣諸国とのクルーズ客船を活用した相互交流において先進的な取り組みを進めている沖縄に着目、関係者との意見交換を通じて知見を共有するとともに、沖縄振興を目的に、12月3日に那覇市でクルーズ・シンポジウムを行う。

また、日本籍外航クルーズ客船が、短期間の国内クルーズを行う場合に配乗できる外国人船員について、従来は、サービス要員に限っていたが、運航部員についても外国人が配乗できるよう規制を緩和した。これによって、外航クルーズ客船における人材確保の自由度が高まることから、クルーズ事業の円滑な運営が可能となり、サービスの幅が拡大することが見込まれるとしている。

国交省海事局では、今後も、関係者と連携し、これまで取り組んできた施策を充実させるとともに、クルーズ客船に関するイベントの企画実施など、新たな施策を通じて、クルーズ客船による観光振興に積極的に取り組む。

《レスポンス編集部》

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