インディカーは11月18日、セブリング・インターナショナル・レースウェイで行われたテストに、カルロス・ムニョスが参加したことを発表した。
この21才のコロンビア人ドライバーは、2014年よりアンドレッティ・オートスポーツに合流し、インディカーシリーズのレースにフル参戦することが決まっている。
この日のテストでは車のナンバーもスポンサーのロゴも無い車を運転したが、彼は気にもしない様子で笑顔を見せ、新しい年から始まるレースに期待を膨らませた。
「僕のメインのゴールはシートやペダル、その他の全てがOKだと確かめることだ。僕はアンドレッティ・オートスポーツが、機会を与えてくれたことをとても嬉しく思う。多くのルーキーはトップチームに入ることはできないからね」とムニョスは語った。
ムニョスはホンダエンジンを搭載するアンドレッティ・オートスポーツのドライバーであるマルコ・アンドレッティ、ジェームズ・ヒンチクリフ、ライアン・ハンター=レイと合流し、4人目のドライバーとなる。彼はインディカーシリーズでのデビューを今年行われた第97回インディアナポリス500マイルレースで飾り、予選2位からのスタートで決勝レースを2位でフォニッシュするという快挙を成し遂げた選手。
「自分が今どう感じているか表す言葉を持ち合わせていないよ…。多くの年月のレースと全ての犠牲の後、自分の家族をコロンビアに残して欧州にレースの為に旅立ち、それからアメリカに来た。しかし遂に、アメリカでの最高カテゴリーのプロフェッショナルレースカードライバーになることができた」とムニョスは付け加えた。