WRC ラリーGBは、2013年度WRCチャンピオンであるフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが1日残した段階で、2位以下に20秒3のリードを保持した。
VW『ポロR』のドライバーであるオジエは、第3レグをチームメイトのヤリ‐マティ・ラトバラに20秒1の差をつけて開始し、このフィンランド人ドライバーの激しいチャレンジを抑えきってリードを維持することに成功した。
オジエはこの日のどのステージでも最速タイムを得ることはなかったが、滑りやすい森の路面でペースを完璧に判断した。
「僕達はただ今日のギャップを保持しただけで、それが僕達のプランだった。僕はヤリ‐マティと同じタイム差をキープして、後50キロメートルが残されているだけだが、ラリーGBは最後までフィニッシュすることはない。それはとても扱い難く、僕達は集中し続けるべきだ」とこれまでのラリーGBで11位の最高位しか得たことの無いフランス人ドライバーは語った。
オジエのチームメイトであるアンドレアス・ミケルセンとラトバラがこの日の5つの全てのステージで勝利し、ミケルセンが最初の2つのステージを勝ち取り、そして午後の3つのステージではラトバラがハットトリックを収めることとなった。