日産自動車の中東法人、日産ミドルイーストは11月11日、『パトロール』の2014年モデルを発表した。
パトロールは、日本で2007年6月まで販売されていた大型SUV、『サファリ』のモデルチェンジ版。新型は海外専用車となり、とくに中東マーケットを重視して開発された。
現行パトロールは2010年2月に登場。デビューから3年半を経て、今回発表された2014年モデルでは、現行型としては初の大幅改良を受けている。
改良新型パトロールは、フロントグリルを中心にデザインを変更。従来モデルに対して、日産のフラッグシップSUVにふさわしい押し出し感の強化が図られた。テールランプのパターンも変更。足元のアルミホイールも新デザインとした。
インテリアは、タンカラーのレザー内装を新設定。ウッドを使ったステアリングホイールも新しい。搭載エンジンに変更はない。5.6リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力400psを引き出す。トランスミッションは、マニュアルモード付き7速ATが用意される。