アウディ・ジャパンは、2013アウディ セールス スキル ロールプレイ コンテスト ファイナルを開催した。これは、全国のアウディ販売店の営業マンを対象、セールスのスキルを競うものである。
これまでアウディは、サービスクオリティの向上を目的としたサービス技能コンテスト、“Twin Cup”を全世界で開催しており、日本は2011年度テクノロジー部門で優勝を飾るなど、スキルの高さを実証してきた。
しかし、営業部門でのコンテストは実施されていないことから、セールス スキル ロールプレイ コンテストを、日本国内での大会として昨年より開催している。
アウディ・ジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏は、このコンテスト開催の背景について、「我々のアウディビジネスがスタートしたのが2001年からなので、若い会社だ。また、営業もサービスも平均年齢が若いので、トレーニングをして他のブランドの経験豊かな人たちに早く追いつかなければいけない。従って、現在トレーニングを一生懸命やっている」と話す。
このトレーニングは、アウディ・ジャパンとして様々な形で行ってはいるものの、実際には店舗ごとでのトレーニングが重要となる。しかし、店舗ではマンネリ化してしまい根付きにくかったという。そこで、「サービスの競技大会、Twin Cupは、全国大会や、世界大会もあり、それを目標にトレーニングに身が入っていたことから、セールスの全国大会を用意することで、商品知識の勉強会や、セールスの技術向上へのモチベーションを上げ、トレーニングに結び付けていくことが目的のひとつだ」と語った。