インディカーは11月8日、インディカーのドライバーであるサイモン・パジェノが、ラスベガスで行われたスペシャルティ・エクイップメント・マーケット・アソシエーション(SEMA)ショーに参加し、ホンダのブースでストリートカーを紹介した映像を公開した。
パジェノーの発言は以下の通り。
「僕はNo.77のHVインディカーのドライバーを務めるサイモン・パジェノーだよ。僕達は今年、チャンピオンシップで3位となることができた。今日僕は、ラスベガスのSEMAショーのホンダのブースに来ている。いつもレースで開発されたテクノロジーが、どのようにストリートカーに導入されるかを見るのは、興味深いことだね」
「僕はホンダの2つのプロトタイプであるMP-1やMP-2といった、全てのスポーツカーを運転するチャンスを持ち、トラクションコントロールやレース専用のパワーステアリング、エアロダイナミクスやエンジン、チューニングなど多くのテクノロジーが採用されているのを見ている。何が興味深いかと言えば、僕達が5年前に行ったことが、ストリートカーに注ぎ込まれているということさ」
「ドライバーとして僕が車を購入する時には、自分が車を感じられることが大切なんだ。見た目よりもこのフィーリングが大切で、車が力強く、ブレーキが良く効き、素早く発進できて、快適であればなおさら良い。ホンダの車はいつもそうしたレースのようなフィーリングを与えてくれるので、とても優れたブランドだと思っている。僕がホンダを愛する理由は、それがレーシングブランドで、(レースの)DNAが含まれているからさ。僕はとてもエキサイトすると同時に、ホンダの車を誇りに思っているんだ」