北部回廊経済地域(NCER)にマツダが参入したことで、日本のベンダーからの投資が舞い込むと見込まれている。
マツダは1億リンギを投資し、マレーシア ケダ州クリムに組み立てプラントを建設する方針を明らかにしている。
NCERの推進母体、北部回廊実行庁(NCIA)のレザ・ラフィク最高責任者は広島にある日本クライメイト・システムズ(JCS)の本社を訪問した。JCSは自動車用及び産業機器用の空調、温調及び冷却機器の開発・製造及び販売を手がけている。マツダやパナソニックなどに製品を納入している。
同最高責任者によると、JCSは来年までにマレーシアで投資を行う予定で、NCER域内に製造拠点を開設することも検討しているという。カーエアコンシステムを納入しているマツダの組み立て工場に近いことが投資を検討している理由。