三菱自動車は11月6日、2014年度から始まる3年間の中期経営計画を発表した。同社が得意とするSUVや新興国市場でさらに伸ばすことで、2016年度の販売を現在の3割増となる143万台に引き上げる計画。
益子修社長は「会社がある程度、普通になってくるといろんな欲望がでてくる。マーケットからもでてくる。それに対して毅然とした態度で『ノー』といわないといけない。結局、我々の規模でいろんなことにチャレンジしても、いい結果を生まないと思う。だからここは厳しく見ていきたい」と強調。
その上で「規模や台数をあまり追い求めないで、三菱自動車らしい車造りをやっていくべき。できることとやるべきことをしっかり見極めながら次期中計に臨むことが重要だと思っている」と述べた。