富士重吉永社長、本工場の生産能力を14年夏までに1割増強…20万台に

自動車 ビジネス 企業動向

富士重工業 吉永泰之社長
  • 富士重工業 吉永泰之社長
  • 富士重工業 決算会見
  • 富士重工業 決算会見
  • 富士重工業 決算会見
富士重工業の吉永泰之社長は10月31日に都内で開いた決算会見で、『BRZ』や『インプレッサ』などを生産する本工場(群馬県太田市)の生産能力を2014年夏までに、現在の18万台から20万台に引き上げる計画を明らかにした。

富士重は主力の米国および日本での好調な販売を受けて2013年度の連結販売台数計画を従来の75万1500台から80万7300台に上方修正し、これに伴い生産計画も75万8000台から81万5000台に引き上げる。

14年度以降も米国を中心に販売が拡大する見通しで「逐次、能力増強してきているが、販売が想定した以上に伸びている」のが現状なことから、本工場のさらなる増強に踏み切る。

本工場は、もともと軽自動車を造っていた工場だったが、同事業からの撤退に伴い2012年3月に登録車の生産工場に衣替えした。当初は年産10万台規模で立ち上げたが、BRZおよび兄弟車のトヨタ『86』の好調な販売など背景に12年8月に15万台、13年1月16万5000台、13年夏には18万台と、段階的に能力増強を行っている。

吉永社長は「『ちょこっと能増』と社内では言っているが、少しずつ能力を増強してきて、18万台のところで、これ以上は難しいという状況になったが、ここ数か月、工場サイドで詰めてくれた結果、さらにあと2万台、来年の夏までに増強できるめどがたった」と説明した。

すでに公表している米国工場の3万台の能増計画と合わせると、同社の生産能力は14年夏までに現在の77万2000台から82万2000台にまで拡大。さらに16年末までに米国工場の能力を10万台引き上げ30万台にする計画になっている。
《小松哲也》

編集部おすすめのニュース

特集