東武鉄道は12月1日、南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)で車両基地公開イベント「2013東武ファンフェスタ」を開催する。開催時間は10時から15時30分(最終入場は15時)まで。野田線の新型車両で会場に直行するツアーも実施される。
「東武ファンフェスタ」は2005年より毎年行われており、今回で9回目。2012年は約1万3000人が来場した。南栗橋車両管区は南栗橋駅から徒歩約20分だが、当日は駅から車両管区まで無料のシャトルバスを運行する。
会場では11時から14時30分まで車両撮影会を実施。8000系動態保存車の8111号編成と60000系、6050系、300形、1800系1819号編成、100系、200系を展示する。15分ごとの入替制だが、整理券は配布しない。
このほか、車両工場内の見学、軌陸両用型架線作業車と車両洗浄線の体験乗車、展示車両の運転台見学、鉄道模型の運転会、鉄道グッズの販売などを行う。このうち架線作業車と車両洗浄線の体験乗車は事前応募制で、架線作業車は小学生限定。申し込みは往復はがきで受け付ける。募集期間は11月1日から18日(必着)まで。
イベント開催にあわせたツアー「60000系で行く東武ファンフェスタ号」も実施される。本年6月から営業運転を開始した野田線の60000系を使用し、会場の南栗橋車両管区に直行する。60000系が伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と日光線を営業運転するのは、これが初めてになる。
運行時刻は北千住8時40分頃発~南栗橋車両管区10時20分頃着。到着後はツアー参加者限定の車両撮影会を10時45分から11時まで実施する。定員300人の事前予約制となっており、旅行代金は大人6000円、子供5790円。11月1日10時から東武トラベルの各支店などで受け付ける。