商船三井は、2013年7-9月のコンテナ航路定時到着率を発表した。
同社の東西航路は、アジア~北米西岸サービスの定時到着率が100%となった。8、9月に台風の影響を受けたため、全体の定時到着率は88%だったが、商船三井運航船は影響を受けなかった。
同社のアジア~北米東岸サービスは65%と低調だった。アルヘシラスでの混雑は改善傾向にあるものの、ニューヨーク、シンガポールでの混雑のため、定時到着率は低調となった。
大西洋サービスは、ニューヨークでの混雑のため、定時到着率は75%と低調だった。
アジア~ヨーロッパサービスは50%にまで落ち込んだほか、アジア~地中海サービスは30%だった。アジアで台風の影響を受けたため、定時到着率は低調だった。
南北航路では、南米東岸サービスは、南アフリカでの荒天や、パラナグア、モンテビデオでの混雑の影響を受けたため、同社の定時到着率は58%と低調だった。
南米西岸サービスの定時到着率は100%となった。
アジア域内航路では、CHS(日本~香港・海峡地)サービスは、92%だった。HS3(日本~香港・海峡地)サービスは、ジャカルタのヤード混雑の影響があったものの、定時到着率は79%と前四半期から改善した。
CBE(日本~タイ)サービスは、台風、釜山での祝日に伴う港閉鎖の影響により定時到着率は85%に悪化した。CBW(日本~タイ)サービスは、レムチャバンでの投入船入れ替えに伴う1度の遅延を除く全船が定時到着し、96%となった。