工事渋滞の車列に突っ込んで6台関係の多重衝突、3人が死傷

自動車 社会 社会

21日午後2時45分ごろ、滋賀県大津市内の国道161号で、渋滞の車列に対して後ろから進行してきた大型トラックが追突。車両6台が関係する多重衝突に発展した。この事故で追突側トラックの運転者が死亡。事故に巻き込まれたバイクに乗っていた2人も重傷を負った。

滋賀県警・大津北署によると、現場は大津市南船路付近で片側1車線の直線区間。事故当時は道路工事に伴う渋滞が発生していたが、大型トラックは減速しないまま進行。車列最後部のトレーラーに追突し、これを発端としてバイクを含む車両6台が関係する多重衝突に発展した。

追突側のトラックは運転席が大破。運転していた京都府八幡市内に在住する55歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で約4時間後に死亡。トレーラーの前方に停車していた2人乗りバイクに同乗していた42歳の女性が骨折などの重傷を。運転していた73歳の軽傷を負っている。

警察では追突側トラックの前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース