ボーイングは10月22日、米空軍の次世代空中燃料補給タンカープログラムの為の3機目のKC-46Aテスト用航空機の組み立てを、同社のエベレットにある施設で開始した。
2014年の第3四半期までに4機を組み立てるプログラムを予定通りに進めているという。
KC-46Aはボーイングの『767』をベースとしている。「我々のチームは最初のタンカーが生産ラインを通り過ぎると共に、彼等の焦点を品質と生産性に保持している。我々は18機のKC-46Aを2017年までに納入する予定だ」と767プログラムの副社長兼常務取締役であるスコット・キャンベル氏は語った。
最初のテスト用航空機は2014年に公開され、完全に整備されたKC-46Aの最初のテスト飛行は2015年の初めに予定されている。また米空軍への納入は2016年の初め頃に計画されている。契約における全てのオプションが実施された場合、2027年までに179機のタンカーが製造される見込みだ。