FIMクロスカントリーラリー世界選手権最終戦「モロッコラリー2013」は10月19日、最終ステージが開催され、新型『CRF450ラリー』を駆るTEAM HRCのパウロ・ゴンカルベス選手が総合優勝を決めた。
チームメイトのホアン・バレダ選手は総合3位に入賞。ホンダは全6ステージ中5勝、総合順位5位までに3選手が入賞した。
最終ステージは、難しいナビゲーションを強いられ、ミスを犯しやすい場面が多く、波乱の展開が予想された。終始攻めの走りをみせたゴンカルベス選手は、CRF450ラリーを巧みに操り、ライバルのマルク・コマ選手(KTM)を抑えて中間ポイントに到着。FIMクロスカントリーラリー世界選手権年間チャンピオンの栄冠を手にした。
TEAM HRCの山崎勝実監督は「今大会の総合優勝は本当にうれしい。ホンダにとっても、新型CRF450ラリーにとっても大きな実績となった」とコメントした。