武豊線電化工事、架線柱9割が設置完了…2015年春の電化開業目指す

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東成岩駅付近を走る武豊線の気動車。既に架線柱の設置と架線の敷設が完了している。
  • 東成岩駅付近を走る武豊線の気動車。既に架線柱の設置と架線の敷設が完了している。
  • 変電所は2カ所に設けられる。用地の買収と造成が完了し、現在は建屋や機器の整備が進められている。

JR東海は10月17日、武豊線の大府(愛知県大府市)~武豊(武豊町)間19.3kmで進めている電化工事の進ちょく状況を発表した。架線柱の設置は全体の約9割が完了し、架線の敷設も始まっている。

9月末時点では、架線柱549本のうち全体の約9割にあたる510本の設置が完了。架線についても全体の約2割にあたる約4kmで敷設が完了した。2カ所に設置される変電所は用地買収と造成が完了しており、建屋の建設と機器の設置に着手している。

同社は引き続き工事を進め、2015年春をめどに電化開業するとしている。

《草町義和》

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