インディカーは10月15日、今週末にインディカーシリーズの最終戦が行われる、フォンタナのオートクラブ・スピードウェイのバーチャルラップの映像を公開した。
この「D」のシェイプと2マイルの長さを持つレーストラックは、それぞれ14度のバンクを持つ均整の取れたコーナーによって構成され、ピットロードを抜けた車はそれぞれ14度のバンクを持つ第1・第2ターンを抜け、スピードを大きく超えないようにしながらバックストレッチに向う。
バックストレッチは2500フィートの長さと3度の浅いバンクを持ち、インディカーはここで220mph以上の速度に達することが予想される。ここでは良くバランスの取れた車が要求され、同じく14度のバンクを持つ第3ターンを越えると、さらに近接して並んだ車同士の争いが繰り広げられる第4ターンへと移動する。
第4ターンを抜けた後のフロントストレッチは11度のバンクを持ち、3100フィートの長さを持つ緩やかな左カーブを描いている。このセクションで、インディカーは約225mphのスピードに達する。
第1ターンと第3ターンの侵入で、インディカーは絶好のオーバーテイクのチャンスを得ることになり、さらにこのレーシングトラックは幅広く、多くの場所で車が並んだままコーナーを抜けたり、コースの上中下から他の車を追い越したりするシーンを見ることができる。
レースでは車両の慎重なセットアップと効率的なピットストップ、そしてエンジンのピークパワーが勝利には不可欠な条件となる。