マツダ小飼社長、需要変動起きない税対策を

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マツダ 小飼雅道社長
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マツダの小飼雅道社長は10月9日に都内のホテルで開いた新型『アクセラ』の発表会場で、消費税の引き上げに伴う需要の変動が大きくならないよう、「自動車取得税の3%引き下げなど政府は自工会の要望を実現してほしい」と話した。

小飼社長は、駆け込み需要については「まだ顕在化していない」としたものの、「モノづくり企業からみると、税制の変更に伴う需要変動は大きな負担になる」と、懸念を表明した。

自動車業界では完成車メーカーのみならず、「サプライヤーも駆け込み需要による一時的な設備負担や人員の確保を迫られる」とし、生産畑出身のトップらしく部品産業への影響にも配慮した。税制の変更に伴う需要変動は、「国家的にみても損失をもたらす」とし、すそ野の広い自動車産業への配慮を求めた。

《池原照雄》

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