【WRC 第11戦】ラトバラ、ラリーフランスの第2レグで僅差のリードを奪う

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ヤリ‐マティ・ラトバラ
  • ヤリ‐マティ・ラトバラ
  • ダニ・ソルド
  • セバスチャン・オジエ
  • セバスチャン・ローブ

WRCは5日、フォルクスワーゲン・ポロRを運転するヤリ‐マティ・ラトバラがわずかに0.4秒差で2番手のダニ・ソルドを抑え、ラリー2日目終了時にトップに立ったことを発表した。

この日のラリーを13秒1のリードでスタートしたフォード・フィエスタRSを運転するティエリー・ヌービルは、午後のオープニングステージでスライドして左リアのタイヤをパンクさせてしまい、約90秒を失って5番手まで後退した。

ヌービルの後退はソルドをトップに据えることになったが、ラトバラは徐々にシトロエンDS3に近づくと共に、絶え間なく変化するコンディションにも助けられて遂にソルドを捕らえた。

「僕達の戦いは信じ難いほどだ。これは僕が関わったラリーの中で、最も偉大なものの1つだろう。幾つかのステージで注意深すぎたが、大切なことは僕達がミスをしなかったことだ」とラトバラは語った。

この日のラリーは、トップの4人のドライバー達が5秒差内に入るという大接戦の模様を呈している。中でもセバスチャン・オジエは初日の不調から立ち直り、この日の7つのステージのうち5つを勝ち取った。もう一人の注目される地元ドライバーのセバスチャン・ローブは、午後のステージでアンダーステアを抱えて数秒を失ってしまったが、彼にとっての最後のラリーで優勝する可能性は十分にある。

WRCラリーフランスの第2レグの結果

1. ヤリ‐マティ・ラトバラ
2. ダニ・ソルド
3. セバスチャン・オジエ
4. セバスチャン・ローブ
5. ティエリー・ヌービル
6. エフゲニー・ノビコフ
7. ミッコ・ヒルボネン
8. マッズ・オストベルグ
9. アンドレアス・ミケルセン
10. マーティン・プロコップ

《河村兵衛》

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