大分県・オートポリスで開催中のSUPER GTシリーズ第7戦は、5日午後に実施予定だった予選を悪天候のためキャンセルとした。予選は明日(決勝日=6日)の朝9時から実施される。
F1韓国GPともども台風の影響が懸念される週末となったなか、韓国GPの予選は予定通り土曜に実施されたが、SUPER GT九州大会の方は霧が主因となって土曜の予選が中止という事態に。オートポリスでは今年6月のスーパーフォーミュラ開催時も悪天候に見舞われており、仔細な状況は異なるものの、やはり予選を日曜朝に実施するというスケジュール変更が成された経緯がある。国内2大シリーズいずれもが実質ワンデー決戦化ということで、九州地方のモータースポーツファンにとって2013年は極めて異例のシーズンとなった。
明日(6日)の朝に延期された予選は、GT300クラスが9時、GT500クラスが9時25分からのスタートとなっており、両クラスともノックアウト方式ではなく25分間の1本勝負、いわゆる通常予選のかたちで行なわれる予定。コンビを組むドライバーのいずれかがタイムを出せばいい、という設定になる。
シリーズはここを含めて残り2戦。GT500クラスはドライバーズポイント上位11組が15点差にひしめく激戦、一方のGT300クラスは現在首位の武藤英紀&中山友貴(#16 MUGEN CR-Z GT/ブリヂストン)が今回優勝すればチャンピオン確定という局面を迎えているが、変則予選がそれぞれの戦況にどんな影響を及ぼすか、注目されるところである。
65周/約300kmの決勝レースは午後2時にフォーメーションラップ開始予定。
(※上記は5日夜時点の情報。天候状況等によっては、さらなる変更の可能性も考えられる)