米国の自動車大手、クライスラーグループは9月23日、株式の再上場をSEC(米国証券取引委員会)に申請したと発表した。
2009年4月、クライスラーグループは経営破綻。同年5月、イタリアの自動車大手、フィアットと資本提携を結んだ。
その後、フィアットは、クライスラーグループへの出資比率を段階的に引き上げ。現在、クライスラーグループの全株式の58.5%を、フィアットが保有している。
今回の再上場は、UAW(全米自動車労組)の退職者向け医療保険基金が保有するクライスラーグループの全株式の41.5%の一部を、新規公開する形で行う。
なお、現時点では、新規公開される株式の数や価格は、公表されていない。