日本航空(JAL)グループは、東日本大震災で被災した東北地域を支援する一環として台北(台湾)から東北へのチャーター便を2往復、福島からホノルルへのチャーター便1往復を運航すると発表した。
東日本大震災発生後、世界中の国々から義援金が被災地に寄せられたものの、その中でも特に台湾からは多くの義援金があった。JALでは、その台湾に、今の東北を見て、東北の魅力を改めて感じてもらうことで、東北の観光振興につなげたいとしている。
チャーター便は10月24日に台北発、仙台行き、10月28日に青森発、台北行き、10月29日に台北発、山形行き、11月2日に青森発、台北行きを運航する。
同時に、福島から海外へのチャーター便運航を通じて、復興に向け日々取り組んでいる福島県に「旅」という非日常の環境の中で気分をリフレッシュし、もっと笑顔で前に進んでもらうための、身近な機会を提供する。
チャーター便は12月23日福島発、ホノルル行き、12月27日にホノルル発、福島行きを運航する。
JALグループは、2013年6月1日からJAL東北応援プロジェクト「行こう!東北へ」を立ち上げた。プロジェクトは、東北への関心を高めることにより、東北地方の観光・産業振興に貢献することを目的としている。