GMの欧州部門のオペルは、『カスケーダ』の高性能グレード「1.6SIDIターボ」をフランクフルトモーターショー13にて初公開した。
パワートレーンは、ガソリンとディーゼルの複数ユニットを用意。中でも、新世代の直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボは、最大出力170ps、最大トルク28.6kgmを引き出す。
今回、カスケーダに加わる「1.6SIDIターボ」は、シリーズの頂点に立つ高性能グレード。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、新開発のエンジンブロックやピストンの採用をはじめ、圧縮比の変更や排気系の抵抗低減などの専用チューニングを実施した。
これらの結果、最大出力200ps、最大トルク30.6kgmを獲得。オペルによると、リッター当たり125psのパワーは、クラストップレベル。最高速235km/hのパフォーマンスと、欧州複合モード燃費14.9km/リットル、CO2排出量158g/kmの環境性能を両立している。