JR東日本は9月12日、強風による輸送障害対策として、総武線、京葉線、常磐線に防風柵を追加設置すると発表した。
設置するのは総武線が平井~新小岩間の荒川中川橋りょうと小岩~市川間の江戸川橋りょう、京葉線が新習志野~海浜幕張間の浜田川橋りょう、常磐線が金町~松戸間の江戸川橋りょう。使用開始は京葉線が2013年度、総武線の2区間が2014年度、常磐線が2015年度となっている。
同社の今年5月の発表によると、防風柵の設置を進めてきた京葉線では2012年11月~2013年4月末までの集計で、防風柵未設置なら378分となる運転見合わせ時間が30分と92%減少。速度規制時間も3645分となるところ978分と73%減少し、大きな効果が発揮されている。