住友ゴムグループの二輪車用タイヤ販売会社ダンロップモーターサイクルコーポレーションは、8月18日に全国5か所で実施した二輪車用タイヤ安全点検の結果を集計した。
今回の点検結果では、点検台数556台に対してタイヤの整備不良は57台と、約10台に1台の割合で確認された。
タイヤ点検活動は毎年、8月19日の「バイクの日」前後に実施しており、2年目となる今年は点検会場を1か所増やし全国5か所で実施した。タイヤ点検では、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝、タイヤ表面の損傷、摩耗度合いなど調べる外観点検や、希望者への空気圧点検を行った。また、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布し、ライダーにタイヤの日常点検の重要性を訴求した。
全国5か所で556台の車両を点検した結果、タイヤにかかわる整備不良率は全点検台数のうち10.3%、57台だった。内訳は(重複含む)タイヤのヒビ割れが43台と、最も多く、以下、残溝不足21台、偏摩耗20台、損傷が4台という結果だった。