国土交通省、2020年オリンピック開催で羽田・成田空港の機能強化に向けて検討に着手

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国土交通省は、2020年のオリンピック開催地に東京が選ばれたことを受け、空の玄関口である羽田・成田空港の機能を強化に向け、具体的な検討に着手すると発表した。

現在開催されている交通政策審議会航空分科会基本政策部会の場で、首都圏空港をめぐる航空政策上の課題を整理し、それを踏まえ、2013年度中に、学者、専門家などに具体的な機能強化策の選択肢を技術的に洗い出してもらう予定。これをベースに、2014年度以降、自治体や航空会社など関係者も参加した新たな場を設け、合意形成を図る。

羽田空港、成田空港は、2014年度中に両空港での年間合計発着容量を75万回化することに向け取り組んでいる。一方で、政府は6月14日「首都圏空港の機能強化」を閣議決定した。これに加え、2020年のオリンピック開催地に東京が選ばれたことを受け、首都圏空港の機能強化と利便性向上が求められることに対応する。

75万回達成以降も羽田・成田両空港の機能を強化し、アジアなど、世界の成長力を日本に取り込んでいくため、具体的な検討に着手する。

《レスポンス編集部》

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