9月4日、ロッキード・マーチン製の『ペイブウェイII』デュアルモード・レーザー誘導爆弾(DMLGB)が、ネバダ州ファロンにある海軍攻撃及び航空戦闘センターで行われた米海軍戦術開発テストで使用された。
2日間の4つのミッションで、『F/A-18C/D ホーネット』と『F/A-18E/F スーパーホーネットは』、ペイブウェイII DMLGBガイダンスキットでアップグレードされた、36個のGBU-12F/B爆弾を投下。
GPSと慣性航法装置ガイダンスをスタンダードなレーザー誘導ペイブウェイII兵器に加えることによって、米海軍と海兵隊は全ての天候状態の中で静止、もしくは移動可能なターゲットに対する攻撃ミッションを正確に実行できるという。
「我々は米海軍と海兵隊の顧客とともに働き、DMKGBのブロックIIオペレーショナル・飛行プログラムのソフトウェアをアップグレードする開発を行った。今年の初めに編隊にこのキットを納入することにより、海軍の兵士達に成熟し、高い機動性を持つ全天候型直接攻撃機能を提供する」とロッキード・マーチンの精密誘導システムのマネージャーであるジョー・セラ氏は語った。
ロッキード・マーチンは米海軍に、7000以上のペイブウェイIILGBガイダンス・キットをデュアルモードと全天候対応にアップグレードを済ませている。