政府は3日付けでレギュラーガソリン「RON95」とディーゼル油の価格を1リットル当たり20セン値上げしたが、エコノミストらは年内に更に値上げされると予想している。
値上げ後の店頭価格は「RON95」が1リットル1.90リンギから2.10リンギとなり、ディーゼルは1リットル1.80リンギから2.00リンギとなった。
アライアンス・リサーチは、世界的に原油価格の上昇傾向が続くと見込んでおり、さらに「RON95」の価格は20セン引き上げられ2.30リンギとなるとの見解を示した。「RON95」で1リットル当たり40センまで補助金額を削減すると見られていたが、引き上げ後の政府の負担額は63セン、ディーゼル油で80セン程度となったと指摘した。
RHBリサーチ・インスティチュートは、今後6-9カ月内の値上げを見込んでおり、2014年では2度行われると予想した。またクナンガ・リサーチも、向こう6カ月から12カ月以内に少なくとも1度値上げが行われるとの見解を示した。