8月23日から25日、オーストラリアV8スーパーカーシリーズ「ウィントン360」が開催され、ニッサン・モータースポーツはオーストラリアのツーリングカーレースに本格復帰して以来、初めての勝利を挙げた。
24日に行われた第1レースでは、ジェームス・モファットがV8スーパーカー選手権初勝利。ニッサン・モータースポーツにとって、オーストラリアのツーリングレースでは21年ぶりの勝利となった。また、チームメイトのマイケル・カルソもニッサン・アルティマで、モファットに続いてチェッカーを受け、1-2フィニッシュを達成した。
40周で行われる60/60スーパースプリントレースでは、3度のタイトルを獲得しているジェイミー・ウィンカップがオープニングラップで首位に立ったが、まもなくメカニカルトラブルで苦戦を強いられる。その後、カルソがレース前半でリードを握ったが、再スタートの後、モファットがジャンプアップ。残る20周で首位に立ち、そのままフィニッシュを迎えた。
また、25日に行われた2回のレースでは、モファットが11位、8位でフィニッシュ。選手権争いでは、ニッサン・アルティマ勢最上位の13位に浮上した。カルソは両レースでアクシデントに巻き込まれ、リタイアとなった。
オーストラリアV8スーパーカー選手権の次戦は、9月13日から15日。ウィルソン・セキュリティ・サンダウン500は、今季初めての耐久レースとして開催される。