フォルクスワーゲン、中国合弁エンジン新工場を稼働

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フォルクスワーゲンの中国吉林省長春市の新エンジン工場の稼働式典
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは8月19日、中国に完成した新エンジン工場を稼働させた。

この新エンジン工場は、吉林省長春市に完成したもの。中国でここ数年、同社が建設を進めている7工場の中で、最初に完成した工場だ。

新工場はフォルクスワーゲンの中国合弁パートナー、第一汽車(FAW)と共同出資で建設。「EA888」型と呼ばれる新世代の直列4気筒ガソリンエンジンを、年間30万基生産する。

このEA888には、排気量が1.8リットルと2.0リットルの2仕様が存在。EA888はジェネレーション3と呼ばれる最新版で、中国で生産されるエンジンとしては、初めてユーロ6の排出ガス基準を満たす。

フォルクスワーゲングループチャイナのヨケム・ハイツマン社長は、「長春の新エンジン工場は、フォルクスワーゲンの中国生産車に搭載する。今日の生産開始は、我々が中国で最もエコフレンドリーな自動車メーカーになった証」と述べている。

《森脇稔》

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