WRCは8月22日、ラリードイツの第1レグで、フォルクスワーゲン・ポロRを運転するセバスチャン・オジエが、2位のラトバラから5秒7のリードを奪ったことを公表した。
オジエは、第2ステージに挑む最初のドライバーとなり、ステージを終えた後、その顔に微笑みを浮かべることとなった。
「第1ステージではグリップが無かったので、皆にとってハードだったと思う。しかし第2ステージはかなり良い状態で、楽しむことができた。悪いスタートじゃないが、まだ始まったばかりだ。本当のラリーは明日始まる」とオジエは語った。
オジエのチームメイトであるヤリ‐マティ・ラトバラが2番手のタイムを出し、フォルクスワーゲンは本拠地のラリーで理想的なスタートを切った。
3番手にはフォード・フィエスタRSを運転するティエリー・ヌービル、そして4番手にはシトロエンDS3のダニ・ソルドが続いた。ソルドは「彼等が速くて驚いた。正直言って、僕はステージを悪く感じなかったし、車も良い感じだったが、タイムには差がでた。明日どうなるか見るしかないね」と語った。
WRCラリードイツの第1レグの結果
1. セバスチャン・オジエ
2. ヤリ‐マティ・ラトバラ
3. ティエリー・ヌービル
4. ダニ・ソルド
5. ミッコ・ヒルボネン
6. マッズ・オストベルグ
7. ナッサー・アル‐アティヤ
8. マーティン・プロコップ
9. マイケル・コシューツコ
10. ハリ・アル‐カシミ