今年度末までに1000系の営業運転を終了する秩父鉄道は、8月17日から「1000系引退記念入場券」の発売を開始した。
1000系は旧国鉄の通勤形電車として製造された101系の中古車両で、1986年から1989年にかけて3両編成12本が導入された。現在は3両編成が3本(1001・1003・1010号編成)残っているが、秋には1001号編成が引退し、残る1003・1010号編成も2014年3月には引退する予定となっている。
記念入場券は1000系の写真を券面にあしらったD型(約90×30mm)サイズの硬券で、これに148×100mmの台紙が付く。熊谷駅用と三峰口駅用があり、券面の写真も1001号編成と1003号編成の2種類ある。
発売額は各160円で、10月31日まで熊谷駅と三峰口駅で販売する予定。秩父鉄道のネットショップ「ちちてつe-shop」でも4枚セット(640円)で販売している。