GMの欧州部門のオペルは8月1日、欧州の研究開発拠点に、350名のエンジニアを採用すると発表した。
350名のうち、300名はドイツ・リュッセルハイムのITDC(インターナショナル・テクニカル・ディベロップメント・センター)に勤務。残る50名は、イタリア・トリノのエンジニアリングセンターに配属する。
今回の採用計画は、近い将来に行われるオペルの商品ラインナップ強化に備えるのが目的。オペルは2013年から2016年にかけて、新型車23モデルと、新パワートレイン13種類を発表する予定。これらの開発スタッフを増員する。
すでに採用活動は開始されており、オペルは年内をメドに、350名の採用を決める方針。ドイツ・リュッセルハイムのITDCには現在、6000名以上が勤務しており、300名の増員により、開発力をさらに強化していく。
オペルのMichael Ableson副社長は、「これはオペルが、商品ラインナップの強化に真剣に取り組んでいる証。同時に親会社のGMが、ドイツのエンジニアリングを重視している証でもある」とコメントしている。