日本RV協会は、キャンピングカーユーザーが、この夏の旅行の予定先として考えている地域を調査。その結果を発表した。
調査は、6月18日から7月17日の約1か月間、同協会のホームページにアクセスするキャンピングカーユーザーを対象に実施、330人から回答を得た。
調査結果によると、トップになったのは24.8%のユーザーから支持された「北海道」となり、同地が相変わらずキャンピングカー旅行の目的地として根強い人気を誇っていることがわかった。
2位は東北(19.7%)、3位に北信越(14.8%)と、いずれも気候的に涼しいイメージが漂うエリアが続き、東海(6.7%)、関西(2.4%)、中国(4.2%)、四国(5.5%)、沖縄(0.3%)など暑いイメージを持たれやすい地域が敬遠される傾向が目立った。しかし、九州だけは関東(10.3%)を超える10.6%を記録し、北海道、東北、北信越の次に位置して4番目をキープした。
次にこの夏休み、キャンピングカーユーザーが1回の旅行に費やす日数をどのくらい確保しているのか調べたところ、最も多い回答は、2泊3日(28.1%)で、次に多いのが3泊4日(20.2%)、3番目は「1週間程度」(14.1%)という結果になった。
また、1回の旅行に用意する予算としては、「3万円~5万円未満」という回答が22.7%でトップ。2番目はそれより安い「1万円~3万円未満」(18.9%)となり、3番目は、逆に高い「5万円~8万円未満」(16.3%)という結果になった。、昨年6月の調査では「5万円以上」の予算を組んでいる人は38.3%しかいなかったのに対し、今回調査ではそれが54.2%にまで増加している。