商船三井、香港でのストライキなどの影響でアジア~地中海航路の定時到着率42%に低迷

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商船三井は、2013年4-6月期の定時到着率を発表した。

同社と共同運航する他社運航船などを含む全船の東西航路では、アジア~北米西岸サービスは、香港でのストライキの影響を受けたものの、太平洋の安定した気象状況のため、定時到着率は92%と前4半期(1-3月期)より5ポイント改善した。

アジア~北米東岸サービスは、アルヘシラスでの混雑により全船の定時到着率は76%と低調だった。

大西洋サービスは、ロッテルダムでの荒天のため、全船の定時到着率は78%にとどまった。ただ、同社運航船に関しては影響が限定的であったため、89%と前4半期から26ポイントと大幅に改善した。

アジア~ヨーロッパ、アジア~地中海サービスは、香港でのストライキと、アシュドッドでの混雑に伴い定時到着率が悪化、全体ではそれぞれ60%、42%と低迷した。

南北航路では、アジア~南米東岸サービスは、南アフリカでの荒天、香港でのストライキにより、定時到着率は70%と前4半期から7ポイント悪化した。

アジア~南米西岸サービスは96%と高水準を維持。中国における濃霧のため復航は悪化したが、往航では100%を維持した。

アジア域内航路では、同社運航船のCHSサービス、HS3サービスは、香港でのストライキにより定時到着率がそれぞれ85%、77%と大幅に悪化したが、CBEサービス、CHWサービスは、定時到着率100%を維持した。アジア域内全船の定時到着率は90%だった。

《レスポンス編集部》

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