アウディジャパンの大喜多寛社長は7月31日に横浜市で一部報道陣と懇談し、国内景気について「心理的には非常に消費マインドは上がっている」との見方を示した。
大喜多社長は「プレミアムブランドのマーケットだけをみると前年同期比15%、アウディは20%弱それぞれ伸びている。本当にアベノミクスが実行されているかどうかはクエッションマークだが、でもこういう方向でいくということで心理的には非常に消費マインドは上がっているのはないか」と述べた。
さらに「明るい感じはある。リーマンショックから徐々に戻ってきている。デパートの販売状況をみても高級品を中心に売り上げが伸びている。これだけ為替が好転していたら輸出企業を中心に採算は確実に良くなってきているし、それがまた個人の所得にも跳ね返るだろう。それが続けば底堅いと思う」とも語った。