マツダ第1四半期期決算…営業利益が約20倍増の365億円

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マツダ・Mazda6(日本名:アテンザ セダン)
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  • マツダ CX-5

マツダが発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比約20倍増の365億円と大幅増益となった。

主要市場での販売台数は、国内ではエコカー補助金制度終了による反動があったものの、新型『アテンザ』など、SKYACTIV搭載車の販売が好調に推移し、前年同期並みの5万台となった。北米は、『CX-5』の販売が好調な米国やメキシコでの販売増により、同5.5%増の9万5000台となった。欧州は、需要の低迷が長期化する中、新型『マツダ6』の本格導入により、ドイツや英国での販売が好調に推移し、同4.3%増の4万6000台となった。中国は、同19.6%減の3万7000台。その他の市場は、好調な販売が続くオーストラリアなどにより、同5.4%増の7万3000台となった。

グローバル販売台数は同0.4%増の30万1000台。この結果、売上高は同21.6%増の6159億円と大幅増収となった。

収益面は、円高環境下でも利益を創出できるSKYACTIV搭載車の販売増加に加え、為替相場の円高修正もあり、大きく改善。経常損益は84億円(前年同期は89億円の赤字)、当期損益は55億円(同65億円の赤字)のそれぞれ黒字となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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