【株価】4社のEV向け充電インフラ網構想発表も軟調…円高進行を嫌気した売りに押される

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全体相場は4日続落。

外為市場で1ドル=97円台で円相場が高止まりしたことを嫌気し、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に売りが先行。海外投資家の売りも観測され、引けにかけて下げ幅を拡大する動きとなった。

平均株価は前日比468円85銭安の1万3661円13銭と大幅続落。6月28日以来約1カ月ぶりの安値水準で引けた。

自動車株は全面安。対ドル、対ユーロでの円高進行を嫌気した売りに押された。

トヨタ自動車が250円安の5900円と大幅続落し、6月28日以来約1か月ぶりの6000円台割れ。

ホンダが115円安の3675円、日産自動車が55円安の1042円と続落。

富士重工が187円安の2517円、いすゞ自動車が61円安の704円と急落。

こうした中、三菱自動車が1324円で変わらず。

トヨタ、日産、ホンダ、三菱自の4社は電気自動車(EV)の充電インフラ網づくりで共同プロジェクトを進めると発表したが、円高には勝てなかった。

《山口邦夫》

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