安倍晋三首相は7月25日マレーシアを訪問し、ナジブ・ラザク首相と首脳会談を行った。経済分野、政治・安全保障分野などで協力を推進する方針で一致した。
経済分野では、インフラ整備、高速鉄道、上下水道、医療などの分野において日本がマレーシアに協力していくことで一致した。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、両首相は引き続き連携していくことを確認した。
政治及び安全保障分野では、海上における防衛当局間、海上保安機関間の協力強化、防衛交流を活性化する方針で一致した。安倍首相は、マレーシア海事執行局(MMEA)とマレーシアPKO訓練センターへの支援継続を表明した。