三菱電機は、ベトナムに「ハノイFAセンター」、「ホーチミンFAセンター」を設置し、8月1日から日系製造業向けのFA製品のサービス業務を開始すると発表した。
ベトナムは、豊富な人口や安価で良質な労働力を背景に、今後も高い経済成長が期待されている。市場拡大に向けて自動車関連、電気電子部品など、日系製造業による進出が加速しており、FA製品の需要増と、それに伴う幅広いサービスニーズが見込まれている。
同社のベトナムにおけるFA製品関連サービスは、これまでシンガポールの「アセアンFAセンター」とベトナムの現地代理店を通じて実施してきた。
今回は、販売会社ミツビシ・エレクトリック・ベトナム内の部門としてハノイとホーチミンにFAセンターを設置する。
日系製造業に対して相談・システム提案、顧客のエンジニア育成のサポートをタイムリーに提供できるようにし、サービス体制の強化と顧客満足度の向上を図る。