トヨタ自動車は7月25日、2013年上半期(1-6月)の世界新車販売の結果を発表。GMとフォルクスワーゲングループの上半期実績も出そろい、トヨタが2年連続で首位に立ったことが分かった。トヨタの発表によると、ダイハツや日野を含めたグループ全体の2013年上半期の世界新車販売は、491万1000台。過去最高だった2012年上半期と比較すると、前年同期比は1.2%減とわずかに減った。これは、日本国内の新車販売が、エコカー補助金制度の打ち切りで落ち込んだのが要因。一方、米国の自動車最大手、GMが7月16日に発表した上半期実績は、485万2848台で、前年同期比は3.9%増。欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ(アウディやセアト、シュコダなどを含む)が7月12日に発表した上半期実績は、前年同期比5.5%増の470万台だった。この結果、トヨタはGMに約5万8000台の差をつけ、上半期の世界新車販売としては、2年連続の首位を守った。トヨタは2012年、グループ全体で前年比22.6%増の974万台8000台を販売。2年ぶりに世界一になっている。
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