フランスに本社を置くタイヤ製造大手のミシュランは7月25日、2013年上半期(1-6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、上半期の売上高は101億5900万ユーロ(約1兆3335億円)。前年同期の107億0600万ユーロに対して、5.1%の減収となった。
また、上半期の純利益は、5億0700万ユーロ(約665億円)。前年同期の9億1500万ユーロから、44.6%の大幅な減益となっている。
大幅な減益となった要因のひとつが、タイヤ販売価格の下落。また、フランスを中心にした人員削減に伴う費用も、上半期の利益を落ち込ませる要因になった。
ミシュランのジャン・ドミニク・ セナールCEOは、「上半期の決算結果は、2013年通年の目標に沿ったもの。引き続き、ダイナミックな成長の新段階に向けて、好調を持続している」と述べた。