ヤンマー、「プレミアムプロジェクト」を始動、次世代エンジンやコンセプトボートを開発

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コンセプトボートX39
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ヤンマーは、「ヤンマープレミアムプロジェクト」を本格展開を開始したと発表した。

1912年に創業したヤンマーは、1933年に世界初のディーゼルエンジンの小型・実用化に成功してから、世界最先端のテクノロジーで新たな価値創出に注力してきた。

今回、次の100年に向けてヤンマーが新たなステージへと進むキーワードとして「TECHNOLOGY×SERVICE×HOSPITALITY」を掲げた。100年間培ってきた技術力や全方位サービス、顧客の欲求を、先回りしてかなえるホスピタリティを極め、かけあわせることで、これまでにない提案を展開する。

新しいビジョンを製品、サービス、イベントで世界中に発信していく方針で、そのためにブランドアイデンティティを一新し、統一したコミュニケーションのもと、世の中に新鮮な驚きを届けていくとしている。

ヤンマープレミアムブランドプロジェクト活動の一環として、スペシャルウェブサイトを公開した。

サイトでは、次の100年に向けて、プレミアムなステージに進む新しいヤンマーをイメージした「コンセプトボート」、「コンセプトトラクター」、「プレミアムウエア」を始めとする商品やヤンマープレミアムカップ、プレミアムマルシェなどの取り組みを紹介する。

サイトの制作では、クリエイティブディレクター佐藤可士和氏と著名なウェブデザイナー中村勇吾氏の協力を得て進めてきた。

同社は、次の100年に向けた新型のマリン用ディーゼルエンジン「FY01」を開発した。新型の6気筒エンジンは、圧倒的に軽量でありながら100馬力/リットルというディーゼルエンジンで世界最高レベルの高出力を実現。

コンセプトボート「X39」は、この最新型のエンジンを2基搭載し最高速43ノットで疾走する。エクスプレスクルーザーとしてコンパクト高出力の利点を生かし、パワーボートのようなスポーティーなデザインでありながら、2つのベッドルームを持ち2カップルがゆったりと滞在できる贅沢な内装空間が特徴的。

デザイン面では、船体のパールホワイトとメタリックレッドのアクセントが、世界最高峰のヨットレース「アメリカスカップ」で活躍するORACLE伴走艇での力強いエンジンの躍動感を表現した。

《レスポンス編集部》

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