ダイハツ工業が発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比0.7%増の4517億円、営業利益が同14.3%増の432億円と増収増益となった。
インドネシアやマレーシアなど、海外販売は好調に推移。一方、国内は新型『ムーヴ』の販売が好調だったものの、前年のエコカー補助金の反動減が影響し、売上が落ち込んだ。
期中の売上げ台数は、海外が同1.3%増の9万9000台、国内は同13.7%減の14万5000台と落ち込み、合計は同8.2%減の24万5000台となった。
受託生産車・OEM供給車は国内が同3.5%減の6万台、海外が同10.1%増の7万5000台で、合計が同3.6%増の13万5000台だった。
収益では経常利益が同18.5%増の480億円、四半期純利益は同13.2%増の232億円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。