JR九州、「ななつ星」クルーの制服デザインを決定…車両の準備も進む

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「ななつ星」クルーの制服。車両デザインを担当した水戸岡鋭治さんが制服のデザインも行った。
  • 「ななつ星」クルーの制服。車両デザインを担当した水戸岡鋭治さんが制服のデザインも行った。
  • 制服は季節と業務に応じてさまざまなバリエーションがある。写真は接客基本スタイル(冬季)の制服。
  • 接客基本スタイル(冬季)の上着省略バージョン。
  • 接客基本スタイル(盛夏)の制服。
  • 接客基本スタイル(盛夏)の上着省略バージョン。
  • 観光地でのガイドやバス乗車中の制服も用意した。

JR九州は7月17日、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」(10月15日運転開始予定)に乗務するクルーの制服デザインを発表した。

「ななつ星」の車両デザインを担当した水戸岡鋭治さんが制服のデザインも行った。従来のJR九州の駅員や運転士などの制服イメージを基本とし、黒や白といったモノトーンに金などのディテールを配した。クルーを「主人公であるお客さまの旅を演出する『黒子』や『背景』」と位置づけ、「奇をてらわず存在を確実にアピールすることができるデザインに徹し」たという。

オリジナルデザインのバッグは吉田カバンに制作を依頼し、地元の大島紬を裏地に採用した。モノトーンの制服のアクセントカラーとなるスカーフもオリジナルデザインを起こし、JR九州と協力関係にあるタイのジム・トンプソンに制作を依頼した。

「ななつ星」は川崎重工業兵庫工場(兵庫県神戸市)で製造された機関車が完成し、7月3日に九州に到着。既に試運転が実施されている。客車7両のうち日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で製作中だった4両もこのほど完成し、小倉総合車両センターに搬入されている。

一方、「ななつ星」運行予定路線では既存の車両を用いた試運転が実施されており、運行開始に向けた準備が着々と進められている。

《レスポンス編集部》

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