6月のタタ世界販売、10.2%減…ジャガー・ランドローバーは7%増

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インド自動車大手のタタモーターズは7月15日、6月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は8万4458台。前年同月比は10.2%減と、8か月連続で前年実績を下回った。

乗用車の6月世界販売台数(傘下のジャガーとランドローバーを含む)は、4万2881台。前年同月比は7.2%減で、10か月連続のマイナス。商用車の6月世界販売は、4万1577台。前年同月比は13.2%減と、2か月連続で前年実績を下回る。

インド国内の6月実績は、前年同月比18.1%減の5万2708台。超低価格車の『ナノ』が『インディカ』、『インディゴ』と合わせて9628台にとどまる。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、2176台。

一方、傘下のジャガー・ランドローバーの6月世界販売は、3万3739台。前年同月比は7%増と、6か月連続で前年実績を上回る。その内訳は、ランドローバーが2万7165台で、前年同月比は2%増と4か月連続で増加。新型『ディスカバリー4』や『フリーランダー』の改良モデルが支持された。

ジャガーの6月世界販売は、6574台。前年同月比は34%増と、6か月連続の前年実績超え。これはエンジン排気量を2.0リットルに縮小し、4WDも用意した『XF』などの2013年モデル投入の効果による部分が大きい。

《森脇稔》

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